vol.3
梅宮氏も応援、ニューキャラも登場
梅宮辰夫氏の小田原どん制作(左)と会場でのインタビュー
梅宮辰夫氏の小田原どん制作(左)と会場でのインタビュー
 まず、全国丼サミットを核事業とし、小田原の食と文化を全国に紹介する「ふるさと食の祭典」の開催を発表する。開催協議会には小田原JCのほか、小田原市、市商店街連合会、小田原箱根商工会議所、箱根物産連合会などが構成団体として名を連ねる。会長には小田原JCの吉澤芳之理事長が就任。加藤憲一市長、尾﨑紀昭商連会長、原義明商工会議所会頭が顧問となり、官民一体となったバックアップ体制が公になった。
 「ふるさと食の祭典」では丼サミットのほか、西湘地域2市8町のご当地グルメを集めた「ふるさとうまいもの市」を同時開催。小田原おでん、南足柄・まさカリー、湯河原・担々やきそばなど丼以外の食べ物も所狭しと並ぶ。
また野外音楽イベントとしては県内最大級とも言われる「第4回ミュージックストリート」(3日のみ)を小田原駅周辺で、「第4回小田原映画祭」は小田原コロナシネマワールドを中心に行われることも決まった。また、7月に小田原JCの記念事業「西湘フェスタ」で、新しい小田原どん提供店を決めるコンテストを開催。
小田原で開催される日本青年会議所(以下、JC)の全国大会との相乗効果を狙い、見事、誘致に成功した「全国丼(どんぶり)サミット」。双方の大会を盛り上げるため、官民一体となった協力体制が実現。畳み掛けるようにイベントが併催されることになった。
フェスタにはタレントの梅宮辰夫氏がゲストで参加、オリジナルの小田原どんを提供した(梅宮氏は丼サミットにもゲスト出演する)。会場となった小田原漁港には開始2時間前から行列が出来、小田原どんを求めて3000人が詰め掛けた。それは、石川県で行われた第1回の丼サミットを再現したかのような盛り上がりに、食の祭典の関係者は、10月の成功を確信した。
 全国丼サミット実行委員会の栗田康宏実行委員長は、次の一手として、丼サミットのオリジナルキャラクター「早雲」を登場させ、開催をあおる。小田原どんを片手に「早雲」が全国のご当地丼を迎え撃つ様子が、まもなく現実のものとなる。
第2回全国丼サミットおだわらイメージキャラクター
第2回全国丼サミットおだわらイメージキャラクター
「タウンニュース小田原版」平成22年9月18日(土)号 掲載